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| 頑固なまでに手作りにこだわり、すべての作業に時間を惜しみなく割いている。まぼろしのラスクは、その材料となる食パンから「こだわりの作り方」で焼き上げられます。温度や湿度など、その日の条件を職人自らが感じ取って、最良の配合を調整。だから、工房には湿度計などがない。パン職人の長年の経験と技に裏付けされたラスクなのです。 |
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早朝。私たちのお店の奥では何年も変わらず続いている光景があります。機械の力を借りる事が多くなった今でも、「手揉み」でパンを作っています。両手に持ったパンの生地を、全身を使ってリズミカルに揉んでいきます。
こうすると焼き上げた時、パンの中に出来る気泡が小さくなりすぎず、しかも適度にバラつきが出来るので、バターが穴にしっかりしみ込んで、食べた時に香りが豊かな、歯ごたえの軽いサクサクのラスクが出来上がります。 |
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うすくスライスした食パンを丸一日乾燥して、ラスクの天敵、水分を完全に取り除いたら、今度はバターを塗り砂糖をつけたラスクを焦がさず、カリカリに焼き上げる為に2度焼きされます。
150度で20分、そして80度で6時間。合計で、丸二日かけてまぼろしのラスクが出来上がります。 |
こうやって職人の技で作り上げられるラスクは、作り手がいなくなってしまうと、
本当の「まぼろしのラスク」となってしまうのです。 |
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